2.存在意義

その特徴の中に、存在意義の否定というものがあります。
これは、基本的には自分自身に対してのものです。
自分自身が非常に矮小でくだらない存在だと思う、というものですね。

別にこれ自体は珍しいものでも特殊なものでもありません。
誰しもが一度はそう考えるものです。
例えば、テストで悪い点を取った時。
部活の試合で負けた時。
説教を受けた時。
自分の思い通りに行かない事が増えた時。
誰の身にも降りかかるものですが、精神疾患となる場合には、こういった思考を常に持ち、ずっとそれを払拭できないまま大人になります。
その結果、生きる希望を見失ってしまい、自傷に走る人が多くなっているのです。

幼少期に全く褒められずに育ったり、あるいは逆に褒められ過ぎたという人が結構多いようです。
その為、褒められる事がなく、認められる事もなく、脚光も浴びずに長年生きてきた結果、自分自身の価値を他者から認知されていないという恐怖に駆られたり、逆にそれまでずっと褒めてもらってきたのに、自分に対しての社会や他者の評価が急激に陥落した場合のギャップに打ちのめされたり、というケースがよく見受けられます。

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