3.自己不信

最大の特徴ともいえるのが、いわゆる自己不信です。
自分というものが信じられない。
自分が好きではない。
自分の行動に自信がない。
自分の観念に自信がない。
自分というものがわからない。
様々な自己不信が、常に頭に渦巻いているという人が非常に多いようです。

こういった人が多いのは、やはり自分に自信を持たせてくれる存在がなかったという事が問題として挙げられるのでしょう。
逆に、過剰に甘やかされた場合も、今度は社会や学校での自身への評価のギャップに悩む人が多くなります。
こういった状況に陥っている人の多くは、他者への攻撃性も強くなり、同時に他者との接触を極力避けるようになります。
いわゆるうつ状態に近いと言えるかもしれません。

自己不信に陥っていると、大人になって他者から褒められても、それを素直に受け入れて喜ぶことができません。
客観的に見ても素晴らしい実績といえる結果を得ても、それに対して過小な評価を下し、自身を否定します。
周囲の人間からすれば「奥ゆかしい」、「自分に厳しい」という評価を下されるかもしれませんが、実際にはかなり辛い、厳しい状態です。

こういった傾向を持つ人は、しばしば『完璧主義者』という見解を持たれますが、実際には異なります。
単純に、自分を肯定してはならない、自信を持ってはならない、自惚れてはならないという脅迫観念に駆られている事が多いのです。

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