原因
特徴や症状は多岐に渡りますが、その原因となるところはかなり共通しています。
それは即ち、家庭環境です。
幼少期に適切な教育を受ける事ができず、また育った環境に問題があった事で、心的外傷や歪んだ価値観を抱いたり、コミュニケーション不全に陥ったりするという定義がなされています。
つまり、発症する形こそ様々ですが、その根源となる原因に関しては、大体はっきりしているという事ですね。
とはいえ、やはりそこまで単純なものでもありません。
幼少期の環境というのは各家庭様々で、機能不全家族と一言で言っても、その形態は無数にあります。
例えば、親子の関係ひとつをとっても、過度の干渉、過保護、あるいはDV、放置等といった、親の人格に大きな問題があるケース。
また、仕事が忙しくて家庭を顧みなかったり、家に帰る時間が遅く、親子のコミュニケーションをほとんどとる事ができなかったりしたケース。
さらには、貧窮や対人関係の問題で、生活水準が他の家庭と大きく異なるケース。
これらは全て、原因となり得ます。
特に問題視されているのは、親の人格や育て方です。
子供を育てるという自覚がない親、あるいは子育てというものを全く理解できていない親。
そもそも子供を育てるという事に関心がない親。
子供を自分の所有物と認識している親。
こういった親の存在が、原因となっています。
そして、こういった親は今に限らず、はるか昔から少なからず存在していました。
